検体測定室に関する専門家からのレビュー#04:練馬漢方堂 様(東京都・練馬区)

『 病で悩む人の、病院以外の 受け皿に 』

それは、店主である上田先生の 苦い経験から 生まれた思いでした。
病気に悩む人は、その悩みが深い程、
病院以外の選択肢も すがる思いで頼るもの…、
上田先生は 苦い経験の中で、
この選択肢が まっとうなものでなければ
と考え、漢方を学ぶ為、修行を積み、2017年6月、
日本で最も 代替医療を選択する人口の多い東京で、「練馬漢方堂」を 開業されました。

店内には、検体測定室を設置されています。そこで、
信念を抱き、個別の悩みに寄り添う 上田先生ならではの、
検体測定室 ⇒ ツールとして3つの
捉え方
を お教え頂きました。

【 検体測定室 = ツール 】

お話を聞く中で、調剤薬局やドラッグストアとは、一味違った
検体測定室の活用方法に、その有用さを 強く感じました。

例えば『脂質』

先生が多数相談をうける項目の中で、
ダイエットを取り上げ、お話しくださいました。

相談者様がもつ 課題のメインを『脂質』ではなく、
生活リズムや習慣、環境、体質など、その方が抱えている
数ある課題の中、存在する一つに『脂質』があるという 解釈。

医療機関に行くと、
肥満やダイエット と言えば、すぐに中性脂肪や 体内組成比、コレステロール値などを見て

薬や食事指導、運動療法など 検討しがちですが、
上田先生の場合、あくまでも、数ある課題の一つ
と捉え、
他の(環境要因など)項目と 同じような視点で 確認されます。

相談される方にとっては、
複数の抱える課題の 一つにすぎない ご自身の血液像を見る という意識から、
それだけに固執せず、モチベーションUpにつながり、
ご自身が 積極的に、目標を立てやすくなる のだそうです。
その結果、上田先生は 相談者様からこんな嬉しい一言を貰われたとか

↓↓↓

健康診断が楽しみ と思えるのは 人生初です!』

 

これをまるで、先生ご自身のように、嬉しそうに喜んで 語っていらしたのが印象的でした。
きっと、測定されていらっしゃる時の 先生のワクワク感も、相談者様と同じ 気持ちの温度をお持ちなのでしょう。


 

上田先生は、漢方堂にくるからといって、100%漢方を使う訳ではない と言います。
その背景には、ダイエットをしていても、健康診断をうけていない方がいるという実情。
そんな方の中には、せっかく頑張っているのに
ターゲットを間違えていたりして、とても勿体ないケースなのだと。

 

 

だからこそ 先生の所には、
以下の悩みを 抱えてこられる方が多い。

水着が 着れないから プールに行けない!

膝に 負担が大きくて 運動できない!

フィットネスに 行ける身体に して欲しい!

病院では、
そんなこと言えない! 相談する 場所がない! 打ち明けられる 相手がいない!
練馬漢方堂には、そういった思いで駆け込んだ
相談者様の成功体験が 沢山詰まっているのです。

 

【 生活習慣病を 患う方から 楽しい!のお声  】

実は、上田先生の所には、
現在の体型に自信があり、更なる磨きをかけたい方 というよりも、
「綺麗」や「カッコいい」を目指す方とは
ある意味違う 目標をもった方の相談が多い。

「 生活習慣病を患う方 については、
服薬や運動、食事 に捉われない部分を 相談対応さしあげる事で、
相談者様は 明るく元気になり、結果として『(ダイエットや身体の変化が)楽しい!』
というお声に 繋がっているのだと思います」
と。

また、医療人としての 知識や経験をベースに、
受診が必要と思われるケースや 精密検査を必要と考え得る ケースについては、
それを分かり易い形でご説明されるとの事で、ここに、漢方のプロとして、薬剤師として、
上田先生の目指す『 病院以外の受け皿 』の意味を ひしひしと感じました。

【 検体測定室を考える 薬学生さんへ アドバイス 】


 

薬剤師 というと、
服薬指導や 薬学管理などの 支援体制が思い浮かびますが、
本来は 患者様(相談者様)の意識あっての 行動変容が大切なのかもしれません。

今回は、その方 お一人お一人の 課題に向き合う為に
検体測定室を 相談者様に楽しみを生み出すツールとして、活用されている、
上田先生の貴重なご指導を 頂くことができました。
 

この場をお借りし、
上田先生ならびに 練馬漢方堂のスタッフ皆様へ 心より御礼申し上げます。

★検体測定室についてご興味もたれた方は、下記サイトでより詳しい情報を発信しています↓↓↓
検体測定室イベント支援センター

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この記事を書いた人

曽川 雅子のアバター 曽川 雅子 株式会社リテラブースト代表、薬剤師

大学卒業後15年間の薬局勤務を経て独立。
多彩なシーンで検体測定室のプロデュースと、エビデンスの確かな記事の執筆提供を中心に活動中。「ここで聞けて良かった!」というお声が原動力。

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