
検体測定室を企画する、場所や環境とは?
血液検査のうち血糖や脂質など9項目が、数分間で身近な環境にいながら測定できます。
生活習慣病が何かと話題の現代、セルフメディケーションを応援できる環境は、医療機関だけではありません。
検体測定室は、薬局に限らず民間企業や行政、テナントなど多彩なシーンで活用できる検査スペースです。
- 従業員様の健康意識を向上
- お客様のセルフメディケーションを支援
- 健康増進を意識した新顧客層の開拓
- 地域貢献として健康Checkの拠点に
検体測定室って何?という方へ
こちらの動画より2分間で解説します↓
リテラブーストが選ばれる理由
検定測定室は行動変容を促すための、一つのきっかけです。
そこで、医療や健康における「そんなの知らなかった!」という情報と気付きを、いかに丁寧にお伝えできるかどうかを大事にしています。
一般の受検者さんからは、検体測定に関することから始まって、服薬に関する疑問や健康食品、サプリメント、運動の取り組み方、医療機関の探し方といった、さまざまな悩みが会話にあがることもしばしば。これらのお悩みに対し、アップデートを続けた、根拠のある情報をお伝えするように心がけています。
薬局内研修では、単に測定方法や注意点をお伝えするだけではありません。一般の受検者さんがどのようなご不安を抱き、測定に臨まれているのか?そういった情報も、皆様と共有しながら活動しております。
これまでに培ったノウハウは、youtube動画やブログなどで配信中です。検体測定室についてご理解を深めるための情報収集にお役立てください。

検体測定室(簡易血液検査)の企画や運営には、ガイドラインの周知はもちろん、測定機器を始めとする周辺備品の扱い、台帳や必要資材の作成など、いくつかの知識と準備が必要です。初めて取り組まれる方にとって、ゼロから調べるのは非常に骨の折れる作業でしょう。「何が分からないのか、想像もつかない」という段階から、必要な情報をご共有し伴走いたします。
導入を検討中の段階から、安心してお問合せください。2017年から通算50件以上にわたり、あらゆるシーンで検体測定室の企画・運営に携わらせていただいた経験から、お客様にとって最適なサポート内容をご提案いたします。お見積りや稟議書作成の段階から、一緒に練らせていただくスタイルが好評です。
英語の“boost(ブースト)”が由来で、「押し上げる」「引き上げる」といった意味をもちます。受検者様のもつ健康リテラシーを、書き換えるのではなく押し上げるイメージです。また、測定従事者(医療関係者)様の、コミュニケーション力を引き上げるイメージも。その着火剤のような存在でありたいと思っています。
シーン別の活用事例
Scene1:薬局・ドラッグストア

- 届出はしたけど、運営できていない。
- 健康相談会に、プラスで取入れたい。
- 要望があるものの、迷っている。
- 検討中で、まずは体験してみたい。
医師・薬剤師・(看護師)※・臨床検査技師のいずれかが当日常駐し、医薬品卸から測定用試薬や穿刺針などの消耗品を購入できる場合、ほかに揃える必要があるものは明白です。それは、測定機器本体とスキームの2つ。
スタッフ様むけの勉強会や研修も、ご好評頂いております。おひとりお一人が検体測定についてご理解を深めるために、ご活用ください。
※現時点で検体測定室の精度管理責任者になれるのは、医師、薬剤師、臨床検査技師の3資格に限られています。
期間の目安&費用

ニーズにより部分外注も賜ります。必要または不要部分について、お気軽に申しつけください。
ご依頼内容・お悩み | 目安価格(税別) |
① 測定機器だけ必要(当日立会あり) | ¥40,000~ |
② 測定機器+測定者 | ¥70,000~ |
③ 測定機器+測定者+申請作業+資材作成 | ¥100,000~ |
④ 不要部分を見極めて部分外注 | 応相談 |
- 無料お見積りは、お気軽にどうぞ!
- 測定試薬・針・衛生用品などの消耗品は含みません。
- 1回あたりの価格です。複数同時申込みの際はセット割引きもございます。
- 機器は最低、同機種2台以上を持参します。
- 機器の持参は計6台まで可能で、3台目より追加費用を申し受けます。
- 別途、測定機器の内部精度管理に使うコントロール検体をご購入ください。
使用する測定機器
持参する機器は次の2種です。情報の詳細について相違のある場合は、各メーカー情報を優先してください。
Afinionアナライザー2

製品名 | Afinionアナライザー2(製造販売元: アボットダイアグノスティックス株式会社) |
外形寸法 | 200mm(W)×330mm(D)×190mm(H) |
重量 | 約3.4kg(電源アダプターを含まず) |
使用環境 | 測定可能温度:18~30℃ 測定可能湿度:10~90% |
測定項目 | HbA1c (グリコヘモグロビンA1c)、脂質(総コレステロール、HDL-コレステロール、トリグリセライド) ※推定平均血糖値(eAG)、LDL-コレステロール、non-HDL-コレステロール、総コレステロール/HDL-コレステロール比を計算式により算出可能 |
検体量 | 1.5μL(HbA1c)、15μL(脂質) |
測定時間 | HbA1c 約3分、脂質 約6分 |
測定範囲 | HbA1c:4.0~15.0%(NGSP値)、脂質:100~500mg/dL(総コレステロール)、15~100mg/dL(HDL-コレステロール)、45~650mg/dL(トリグリセライド) |
電源電圧等 | 電源アダプター 入力:AC100~240V、50/60Hz電源アダプター 出力:DC24V |
↑該当機器で実際に測定している動画 by 「検体測定室おしえてチャンネル」
コバスb101

製品名 | コバス b 101(製造販売元: ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社) |
外形寸法 | 135mm(W)×234mm(D)×184mm(H) |
重量 | 約2kg(電源アダプターを含まず) |
使用環境 | 測定可能温度:15~32℃ 測定可能湿度:10~85% |
測定項目 | HbA1c (グリコヘモグロビンA1c)、脂質(総コレステロール、HDL-コレステロール、トリグリセライド) ※推定平均血糖値(eAG)、LDL-コレステロール、non-HDL-コレステロール、総コレステロール/HDL-コレステロール比を計算式により算出可能 |
検体量 | 2μL(HbA1c)、19μL(脂質) |
測定時間 | HbA1c、脂質共に約6分 ※使用測定機器により、測定時間が多少前後します。 |
測定範囲 | HbA1c:4.0~14.0%(NGSP値)、20~130mmol/mol/(IFCC値) 脂質:50~500mg/dL(総コレステロール)、15~100mg/dL(HDL-コレステロール)、45~650mg/dL(トリグリセライド) |
電源電圧等 | 電源アダプター 入力:AC100~240V、50/60Hz電源アダプター 出力:DC12V 消費電力:最大60VA |
↑該当機器で実際に測定している動画 by 「検体測定室おしえてチャンネル」