満員御礼!ドラッグストアショー2026検体測定室(HbA1c測定)活動報告

2026年7月31日~8月2日の3日間、東京ビッグサイトにて、医薬品や化粧品、日用品、食品といったドラッグストアに関するカテゴリーや商品が一堂に集まるアジア最大級の展示会「JAPANドラッグストアショー2026」が開催されました(主催:一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会/JACDS)。

今年は3日間ともに天候に恵まれ、来場者数は3日間合計で112,989名。昨年(2025年8月開催)の99,510名を上回る大盛況となりました(参考:JAPANドラッグストアショー推進事務局)。

そのなかで今年も、検体測定室連携協議会/JACDSが「ゆびさきセルフ検体測定室」を屋号に掲げて検体測定室を開設(ヘルスケアゾーン東3-62)。ゆびさきを穿刺し、自身で血液中のHbA1c値を測定する検体測定(簡易血液検査)が、3日間で約250名に無償で提供されました。

昨年に続き、リテラブーストが本検体測定室の企画・運営支援に携わらせていただいたことを、大変うれしく感じております。

第26回目となる今年のテーマは、「セルフメディケーションによるドラッグストアの未来像 ~NEXT25~」です。これを受け、当ブースでは検体測定室連携協議会の方々が中心となり、「セルフメディケーション税制」に関するレクチャーも併せて実施しました。

これにより、これまでの「検体測定室の周知・普及」にとどまらず、「セルフメディケーションの一環としての検体測定室の活用」という、一歩進んだ価値提供へとつなげられたのではないかと期待されます。

実際、測定に参加された受検者の方々からは、「年1回の健康診断だけでは不安」 「見た目では分からないから実際に血液を測って確認したい」といった声が毎年聞かれ、ご自身の健康に向き合う前向きな姿勢を感じ取ることができます。今回のようなレクチャーとの組み合わせにより、これまで“点”で行われていた測定が、中長期的な健康管理という“線”へとつながる一助となれば幸いです。

また、3日間を通じて印象的だったのは、いわゆる「ミドル世代」だけでなく、「ミレニアル世代(若年層)」のあいだでも、血糖に対する意識が高まりつつあること。

昨今、SNSを中心に「背徳グルメ(ハイカロリーグルメ、ギルティ―フード)」といった、罪悪感とともに幸福感をもたらす食のカテゴリーが話題を集めています。こうした食生活の影響を確認するツールとして、「自分の血液中の血糖状態を知りたい」というニーズが芽生えているのかもしれません。いずれにしても、測定に参加された方の層は幅広い世代に及んでいます。

通常、地域の調剤薬局やドラッグストアに常設されている検体測定室では、HbA1c検査の場合、700~1000円程度の測定費用がかかるのが一般的で、そこに長蛇の列ができることはありません。

今回のようにイベント会場で並んででも無償で体験していただくことは、「関心はあるが費用がネックで機会を逃していた」という層にとって、検査の意義や手順を知る非常によい機会になったと言えます。

一方で、検体測定室を開設・運営する事業者(薬局等)にとって、測定試薬などの消耗品コストを抑制することは容易ではありません。昨今の物価高騰の影響を受けるなか、費用面でのバランスを保ちつつ、測定の意義や目的を適切に伝えていけるかが、引き続き、周知拡大と受検者の定着に向けた重要な課題となりそうです。

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この記事を書いた人

曽川 雅子のアバター 曽川 雅子 リテラブースト・薬剤師

薬局勤務で培った経験から、
多彩なシーンで検体測定室のプロデュースと、
エビデンス確かな記事執筆提供で活動中。
「ここで聞けて良かった」という声が原動力。

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