12/16 「薬学生・薬剤師のための業界研究セミナーBislink」で検体測定室を企画運営しました~ご報告~

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2018年12月16日(日)六本木ヒルズ  ハリウッドプラザ 5Fハリウッドホール
主催:株式会社さんぽう様
ブース出展:検体測定室連携協議会様
検体測定室 開設運営:株式会社リテラブースト、株式会社エル・スマイル様

この検体測定室は、保険や医療の枠に縛られず
早期スクリーニングと ヘルスリテラシー向上に 最も寄与できるツールであるにも関わらず、
その周知度は低く、実際の現場薬剤師でも、ふれた事のない方が 未だ少なくありません。

薬学生である今、実体験し確固たる知識として 備えた上でなら、
また一つ違った 企業選択の視点をもって
就職活動に取り組める筈。

教科書を 読むより早く
現場で 教わるより早く
より 効率良いインプット をおすすめしたいから!


業界初の検体測定室in就活フォーラムで、
実際に検体測定室にて測定をした
薬学生さんの、なんと 79.2% は初体験でした。
言い換えれば、残りの20.8%は 体験済ではあるけれど、
その詳細や手順を 学ぶために参加 されたという風にもとれます。

弊社がこの企画を ご提案させて頂いたのは、
薬剤師ならではの視点で、検体測定室を運営する意識を、
学生のうちから 身に着けて頂きたいから。

薬学生のうちは、糖尿病患者様が、どんな思いで
毎日、自己測定をされているか 知り得る機会が 殆どありません。

近年は、抗体製剤も増え、糖尿病患者様だけでなく、
骨粗しょう症など 様々な分野で、
自宅で、自身で行う『 穿刺 』について 広まりつつあります。

「 刺す機会が無くて分りません 」
ではなく、
痛みと 思いの 共感を早々に、
薬学生のうちから 意識して頂きたい!

この想いは、測定後のアンケートにて、
間違いなく伝わったものと確信できました。

2名を除く他の薬学生全員が、
「本日の体験で 糖尿病などの自己測定をする 患者様と接する際、痛みを察して向き合うことが出来そうだ」
と回答したのです。
きっと彼らが 無事に国家試験を突破し、社会に出て、
患者様に向き合う際、今日のこの
「ちくっ」と感や、
穿刺前の「ドキドキ」不安感、
一連作業における 衛生面の大切
など、思い出して頂ける事でしょう。

測定後アンケートでは、医療機関が 地域住民むけに開催する
健康フェアに「相応しい」項目を 複数選んで頂きました。
結果は、数々の健康測定ツールやコンテンツをおさえて、
 第1位「検体測定室」 という結果。
そしてもう一つ、想像はしていたけれども、嬉しい結果が
第2位「お薬相談」
平成27年10月23日 厚生労働省から発表された
「患者のための薬局ビジョン」には、基本的な考え方として、

➊ 立地から機能へ
➋ 対物業務から対人業務へ
➌ バラバラから一つへ 

の3つが掲げられています。

「お薬相談」は、まさに薬剤師の専門性や、コミュニケーション能力、
かかりつけ機能による一元化管理の 全てに通じると言って間違いありません。
言うなれば「検体測定室」は、
この「お薬相談」の延長線上あるいは一歩前にある
一種のキッカケに なり得るのではないでしょうか。
薬学生の皆さんが 現代日本の目指す
薬剤師像の在り方を 心得ているという事が
ひしひしと伝わってくる結果でした。

そして私たちいわゆる中堅薬剤師は、
自身の経験や年数に満足することなく、
インプットを続けていかなければならない!
と考えさせられるフォーラムともなりました。

この場をお借りし、
業界初の開催を叶えて下さった 株式会社さんぽう様へ、
刺激的な数々の学びを下さった 薬学生の皆様へ、
画期的な普及機会を下さった 検体測定室連携協議会様へ、
管理栄養士のサポートを下さった 株式会社エル・スマイル様へ、
心より感謝申し上げます。

★検体測定室をつかった薬局・薬剤師の次世代研修について、
ご利用いただいた薬局経営者様や、従業員様の生のお声をまじえ、
以下のサイトで、より詳しい情報を発信しています↓↓↓
検体測定室イベント支援センター

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この記事を書いた人

曽川 雅子のアバター 曽川 雅子 株式会社リテラブースト代表、薬剤師

大学卒業後15年間の薬局勤務を経て独立。
多彩なシーンで検体測定室のプロデュースと、エビデンスの確かな記事の執筆提供を中心に活動中。「ここで聞けて良かった!」というお声が原動力。

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