11/16  検体測定室に関するガイドラインに従い 外部精度管理調査に参加しました!





検体測定室連携協議会 http://www.yubisaki.org/lp/quality-control/

 検体測定室では「検体測定室に関するガイドライン」(2014年)に則り
年に1回以上、外部精度管理調査に参加する必要があります。
当社は常設の測定室ではありませんが、イベント先でも常に正確な結果であり続けるため、計画的に行って参ります。

大体の流れとしては、関連機関から試料検体の送付をうけ、自社でもつ測定機器で通常通り測定し
ウェブ上で結果報告、照合することで精度管理調査を行うというものです。

実施手順はシンプルで
① 冷蔵で送付された試料検体を、測定15分前に常温へ戻す。

② 専用フィルムに指頭上へ見立て、丸く試料検体を滴下。

③ 専用のHbA1cパネルへ充填し、測定開始。(今回はHbA1cのみ、2濃度での調査)

④ 報告専用のウェブへログインし報告。

当社スタッフが集まり、普段お客様の測定ではしない、予想しあうコメントの数々。
『一個は正常値で、もう一個は予備軍くらいかな』

『最低でも1.5位の開きはあるんじゃないか』

測定結果は無事に得られ、あとは回答と参加証書を待つばかり。
こういったタイミングを大事に、イベント中ではゆっくり話す事がなかなか難しい
☑ 個々に取得した測定のコツ改善点
 アドバイス例、質疑応答例
☑ お客様の反応
 
☑ その他、事例

などについて情報共有し合いました。
MTG名目は「外部精度管理」でしたが、スタッフ同士の自己研摩の場となっていたのです。

私たちはこれからも、
お客様の理解と分析および解釈(Literacy)を最大限に増進(Boost)する
お手伝いをさせて頂くため
スタッフ一人一人が意識をもって自己研摩に努めて参ります。

イベントへご参加頂く際には、ぜひ、些細なことでもお気軽にご指摘ください。

下記のお声は、イベント開催時に一般のお客様からご指導頂いた内容です。
とても有難く、お声を頂戴できた事に感謝しております。
これを心身に受け止め、スタッフ同士で情報共有し、よりよいサービスに繋げていきたいと思います。

☑「ご住所は簡単で構いません」
→●●市までの記載で良いのだと受け止められてしまい、言葉の曖昧さに気付きました。
その後「●●市からで構いません」と変更しお伝えしております。

☑「PR不足」

→パテーションやブース周りだけの装飾に限らず、お客様目線で装飾やご案内を心がけて参ります。

ご指導を頂きましたお客様へ、この場をお借りし 心より御礼申し上げます。

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この記事を書いた人

曽川 雅子のアバター 曽川 雅子 株式会社リテラブースト代表、薬剤師

大学卒業後15年間の薬局勤務を経て独立。
多彩なシーンで検体測定室のプロデュースと、エビデンスの確かな記事の執筆提供を中心に活動中。「ここで聞けて良かった!」というお声が原動力。

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